【剣盾S16シングル】黒バド軸サイクル構築~バドポリファイヤー~【最終119位(レート2016)】

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S16おつかれさまでした。マカロンと申します。

目標にしていた初のレート2000超えを達成できたので今期も構築記事を書くことにしました。

 

【構築経緯】

シーズン序盤はブラックキュレムディアルガに可能性を感じて色々試していたが中々結果が出せず、結局、前期に使用していた黒バドレックスの使用感が一番良かったため、前期の構築に少し修正を加えながら今期も引き続き黒バド軸で行くことにした。

 

【構築コンセプト】

ファイヤーとポリゴン2でサイクルを回しながら相手のサイクルを疲弊させて裏のエースの一貫を作る。

 

【個体紹介】

 

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黒バドレックス

特性:じんばいったい

持物:いのちのたま

性格:おくびょう

実数値(努力値):175-×-101(4)-217(252)-120-222(252)

アストラルビット サイコショックサイコキネシス ギガドレイン みがわり

 

珠を持った普通のCS黒バドレックス。

技構成については、前期に引き続き、専用技のアストラルビット、ダイソウゲンの媒体になり体力管理もできるギガドレイン、相手のダイマックスを枯らしたりダイウォールの媒体としても使えるみがわりまでは確定。エスパー技は、最終日以前まではサイコショックを採用していだが、最終日にサイコキネシスに変更した。

変更理由としては、耐久ムゲンダイナに対して確1を取りたかったこと、サイコショックを採用してもラッキーやポリゴン2を落とせないことからサイコキネシスに変更した。

変更してからムゲンダイナと当たることがなかったため、活きることはなかったが、この技変更は正解だったと思う。

 

選出率3位

 

 

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カバルドン

特性:すなおこし

持物:オボンのみ

性格:わんぱく

実数値(努力値):215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67

じしん ステルスロック あくび ふきとばし

 

普通のHBカバルドン

シーズン通しておそらく10回も選出しなかったため、この枠は他のポケモンでも良かったかもしれない。

もっとも、選出した時には最低限の仕事はしてくれた。

 

選出率6位。

 

 

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一撃ウーラオス

特性:ふかしのこぶし

持物:こだわりハチマキ

性格:ようき

実数値(努力値):176(4)-182(252)-120-×-80-163(252)

あんこくきょうだ インファイト ふいうち れいとうパンチ

 

前期はタスキで使用していたが、環境に増えたHBゴツメサンダーの後出しを許さず、裏に負荷をかけやすい鉢巻の方がサイクルを回す上で相性が良いと考え、鉢巻を採用。

れいとうパンチの枠についてはランドロスカイリューを意識してダイアイスの媒体として採用したが、ほとんど打つことがなかったため、一考の余地あり。

 

選出率5位

 

 

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ファイヤー

特性:ほのおのからだ

持物:ゴツゴツメット

性格:ずぶとい

実数値(努力値):197(252)-108-156(252)-145-105-111(4)

マジカルフレイム とんぼがえり おにび はねやすめ

 

本構築のMVP。

技構成は裏から出てくる特殊ポケモンにCダウンを押し付けられるマジカルフレイム、対面操作ができるとんぼがえり、ウーラオス等の黒バドレックスが苦手な物理ポケモンの火力を削ぐおにび、回復技として優秀なはねやすめを採用した。

マジカルフレイムについては、とんぼがえりでの対面操作を優先することが多く、Cダウンを狙って積極的に打ちに行くことがほとんどなかったため、HDナットレイを中乱数で落とせるかえんほうしゃ等に変更してもいいかもしれない(もっとも、この構築を使っていてナットレイを投げられることが滅多にないため、ナットレイを意識する必要は薄いかもしれない。)。

 

物理受けのポケモンとして環境に多かったサンダーではなくファイヤーを採用した理由は以下の通り。

①サンダーよりもB種族値が5高く、意地ウーラオスのあんこくきょうだも有利な乱数(71.88%)で2耐えできる。

 ②ザシアンのじゃれつくを半減で受けることができ、環境にワイルドボルト持ちのザシアンが少ないため、ザシアンに対してサンダーより安定して受け出すことができる。

 ③黒バドレックスがそもそも環境トップのSを持っているため、麻痺の恩恵が薄く、それよりも相手に火傷を入れる方がより対戦を有利に進められるようになると感じたため。

具体的には、一撃ウーラオスを火傷させることで黒バドレックスがDM時、一撃ウーラオスのあんこくきょうだやふいうちを確定で耐えることができるようになり、ふいうち択の読み合いに持ち込んだり相手のスカーフをケアしたりせずともDMすることで確実に相手のウーラオスに勝つことができるようになる。

(参考)

火傷状態の意地ウーラオスのあんこくきょうだ→DM黒バドレックスに77.7~92.5%

火傷状態の意地ウーラオスのふいうち→DM黒バドレックスに45.1~53.7%

 

環境にザシアンが多かったことや、黒バドレックスが相手のウーラオスの選出を強制するため、ほぼ毎試合投げたし、投げた試合のほとんどで十分に活躍してくれた。

 

選出率2位

 

 

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マリルリ

特性:ちからもち

持物:とつげきチョッキ

性格:いじっぱり

実数値(努力値):193(140)-112(252)-115(116)-×-100-70

アクアジェット じゃれつく アクアブレイク ばかぢから

 

前期に使っていたマリルリの使用感が良かったため調整等は変更せずにそのまま続投。

黒バドレックスが不利をとるイベルタルやチョッキカイオーガ等に対して投げていた。

 

選出率4位

 

 

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ポリゴン2

特性:アナライズ

持物:しんかのきせき

性格:なまいき

実数値(努力値):191(244)-×-112(12)-125-161(252)-58

※S個体値0

れいとうビーム ほうでん アイアンテール⇄かいでんぱ じこさいせい

 

臆病珠サンダーのダイマックスに対して、後投げからじこさいせい連打でダイマックスターンを枯らせることができるのが強かった。

技構成について、最終日以前まではアイアンテールを採用していたが、打ちたい場面がほとんどなかったため、シーズン終盤にそこそこ見かけたガラルファイヤーやロトムのわるだくみ、ゼルネアスのジオコントロールに対抗するためのかいでんぱに変更した。

結果として、相手の黒バドレックスやその他の高火力特殊アタッカーに対する受け性能が格段に上がったため、この技変更は正解だったと思う。

サンダーが入っていない構築がほとんどなかったため、ほぼ全試合投げていた。

 

選出率1位

 

【選出例】

①基本選出:初手黒バド+ファイヤー+ポリゴン2

 半分以上の試合でこの選出をしていた。相手の初手がウーラオスやザシアンならファイヤーに即引き、サンダーならポリゴン2に即引き、その他についてはアストラルビット等で突っ張るか身代わりで様子を見るか裏に引くかを状況に応じて判断していた。

 

②対カイオーガ:初手ウーラオスマリルリ+ポリゴン2(orファイヤー)

 初手にカイオーガが来ることが多く、そこにウーラオスを合わせることで相手のカイオーガがどんな型であっても引かせることができ、相手の裏のポケモンに鉢巻の高火力を押し付けたり、相手のサンダー引きにポリゴン2を合わせることができるため、初手はウーラオスから入るようにしていた。

 

【重いポケモン

ゼルネアス:壁ゼルネ構築に対する明確な回答がない。当たらないことで対策とした。

ブラックキュレム:竜舞積まれた時点で世界崩壊する。

ゼクロム:カバ以外全員キツい。ブラックキュレム同様、竜舞積まれたらほぼ負け。

 

【最後に】

今期は初めて最終レート2000超えを達成することができて本当に嬉しかったです。

ただ、初めて2000超えをしたことでレートを溶かすことへの恐怖心や保存欲が強くなってしまい、あと2時間潜れる状態でありながら、更に上を目指すことなくここでやめてしまったことを今更ながら後悔しています。どうせなら、結果がどうであれ最終2桁を目指した方が良かったなと反省しています。

次に上位を目指す時には最後まで潜り続けられる強い精神力を持って最終日に挑みたいと思います。

ここまで読んで下さりありがとうございました。

 

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