【S22最終1937/488位】カバナットイベルサイクル構築
S22お疲れ様でした。マカロンです。
今シーズンはなかなか構築が決まらず、最終日も少しずつ構築を変えながら潜っていたので、最終的に使っていた構築を簡単に紹介したいと思います。
TNマカロン 最高198X最終1937 488位
TNタイガ 最高最終1911 662位
【構築経緯】
禁止伝説枠は、高火力と耐久に加えて回復技もあることで体力管理がしやすくサイクルを回すのに適していると感じたのでイベルタルを採用。
次に、イベルタルが圧倒的に不利をとる禁止伝説であるザシアンとゼルネアスに対して対面からある程度打ち合えるように、それぞれ、HBカバルドンとHDベースのヤドキング(ガラル)を採用。
ここまでで、ウオノラゴンやマンムーが重いこと、ザシアンとゼルネアスへの対策がまだ薄いことから、それらを解消するためにHBナットレイを採用。
この4体だと相手のサンダーを安定して見られるのがヤドキングだけになってしまうことや、火力を出せるポケモンがイベルタルに限られていることで選出の幅が狭まってしまうため、CS霊獣ボルトロスを採用。
最後に、高速アタッカーがいないことで相手のヒヒダルマやスカーフ持ちポケモンが重いと感じたのでスカーフ枠として連撃ウーラオスを採用。
これで一旦構築が完成した……のですが、ウーラオスだと相手の裏にいるサンダーの静電気におびえて強気な選択ができず、安定した立ち回りができなかったので最終日の深夜に急遽ウルガモスに変更しました。
ウーラオスからウルガモスに変えたことでヒードランが重くなってしまいましたが、立ち回りで誤魔化していくことにしました。
【構築コンセプト】
サイクルを回して削りを入れながら通したいポケモンの一貫を作っていく。
【個体紹介】
特性:ダークオーラ
持物:メトロノーム
性格:おくびょう
実数値(努力値):201-136(4)-115-183(252)-118-166(252)
禁伝エースポケモン。
持ち物は当初はくろいメガネを採用して使っていたのですが、前期の色んな方の構築記事を読み漁ってみて、メトロノームがとても強そうに感じたので、メトロノームを持たせることにしました。
実際とても強く、ポリゴン2はもちろん、運が上振れた際にはラッキーさえもあくのはどう連打で突破することができました。
ザシアン、ゼルネアス以外には強く投げていけるポケモン。
特性:すなおこし
持物:ゴツゴツメット
性格:わんぱく
実数値(努力値):215(252)-132-187(252)-×-93(4)-57
じしん/あくび/ステルスロック/なまける
ザシアン誤魔化しポケモン。
特に言うことのない、よくいるHBカバルドンです。
ゴツメとなまけるの相性が良かったです。
余談ですが、このカバルドンは野生で捕まえた個体で、せっかくの色違いなので構築に入れたいなと思って確認したら、S個体値がたまたまこのラインだったのですごく嬉しかったです。
特性:てつのとげ
持物:たべのこし
性格:のんき
実数値(努力値):181(252)-115(4)-201(252)-×-136-29
※S個体値16
ジャイロボール/ボディプレス/てっぺき/やどりぎのタネ
本構築のMVPポケモン。
てっぺきを積んで要塞化することで何度も相手から降参を貰えました。
ジャイロボールはほとんど打たなかったので代わりにはたきおとす等を入れてもいいかもしれません。ただ、ゼルネアスやカプレヒレと対面した時の打点を持っておきたかったので、最後まで外すことはできませんでした。
ミラー対策でSの個体値が少し高い個体で使っていましたが、実際にその対面が起きることはありませんでした。
特性:ちくでん
持物:こだわりメガネ
性格:おくびょう
実数値(努力値):155(4)-×-90-197(252)-100-168(252)
第2のエースポケモン。
サイクル下で相手の地面枠のポケモンを倒すかある程度削るかすれば、後はほうでんやあくのはどうを打ってるだけで勝てるといった対戦もそこそこありました。
麻痺の追加効果を引ければ色々便利かなと思ってほうでんにしましたが、実際には1発ないし2発で相手のポケモンを落としてしまうことがほとんどで、麻痺を引くこともなければ麻痺を引きたいと思うこともほとんどなかったので、10まんボルトでも良かったと思います。
くさむすびが欲しいこともありましたが、外す技がなかったので採用は見送りました。
特性:ほのおのからだ
持物:こだわりスカーフ
性格:おくびょう
実数値(努力値):161(4)-×-85-187(252)-125-167(252)
高速アタッカーポケモン。
最終日の深夜、連敗が続いていた時にふと思いつきで入れてみたポケモンでしたが、想像以上に活躍してくれました。
初手に出してオーバーヒートで相手のポケモンに雑に削りを入れたり、相手全体に削りを入れた後、裏から出して上からほのおのまい等を打ってるだけで勝てたりと色んな使い方ができて強かったです。
特性がほのおのからだになっているのは、前述のとおり、急遽ボックスにいた個体を育成して用意したためで、個人的にはむしのしらせの方が良いかなと思ってます。
ヤドキング(ガラルのすがた)
特性:さいせいりょく
持物:とつげきチョッキ
性格:おだやか
実数値(努力値):201(244)-×-100-144(110)-165(156)-50
調整
HD:C特化ゼルネアスの+2ムーンフォースをほぼ確定で3耐え
C:余り
特殊受けポケモン。
ムゲンダイナやゼルネアス、その他有象無象の特殊禁伝枠とそこそこ打ち合っていける最高のポケモン。
このポケモンとナットレイやカバルドンを同時選出することでサイクルがかなり回しやすくなりました。
サイコキネシスの枠についてはサイコショックと選択ですが、ムゲンダイナへのダメージを優先してサイコキネシスで採用しました。
安定して受けだせるように持ち物は突撃チョッキを採用しましたが、構築単位でゴチルゼルが重くなりがちだったので、ゴチルゼルに対して抗えるようにくろいヘドロを持たせてめいそうとなまけるを採用するのも一考の余地があるかなと思いました。
【基本選出】
特に決まった選出はありません。相手の6体を満遍なくケアできそうな3体を選出します。イベルタルを出さない対戦も結構ありました。
ただ、ラッキー入りの受け構築と当たったときはほとんど突破不可能なので、その場合はカバルドン+ヤドキング+@1で選出して、カバでステロを撒きつつなまけるやさいせいりょくを駆使してHP満タンを保ち続け、最後にカバルドンの砂で相手を削ってTOD勝利といったことをしていました。ぶっちゃけ、これ以外に安定して勝つ方法がありません。
【重いポケモン】
ナットレイやヤドキングが何度もキャッチされて嫌いになりました。
【おわりに】
今シーズンは自己最高順位更新を更新を目指してシーズン序盤からそれなりに対戦してきたのですが、残念ながら満足いく結果にはなりませんでした。
悔しいので、S23も頑張ろうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
質問があればTwitter:@Macaroon_pokeまで