【S35最終84位/1959】ジガバドイベル対面構築
S35お疲れ様でした。マカロンと申します。
今期は剣盾最後のランクマッチということで4シーズン振りにランクマッチに取り組んで自身2度目の最終2桁を取ることができたので、構築紹介と剣盾の振り返りを兼ねて久しぶりに記事を書くことにしました。
TN:マカロン 最終 84位 R1959
TN:リッカ 最終455位 R1823
【構築経緯】
シーズン序盤はホウオウナットや残飯黒バドなどのサイクル構築を試していましたが、全体のパワーが高すぎるこの環境でサイクルを回して高い勝率で安定して勝つのは今の自分の実力では難しいと感じ、それなら前のめりに自分がやりたいことを押し付けた方が強いんじゃないかと考え、対面気味に構築を組むことを考えました。
まず、8世代の王であるザシアンは確定で、ザシアンと組ませて強いカイオーガとラス1からのスイープ能力が高い黒バドレックスを入れることにしました。
ここまで前のめりすぎる並びになっていたので、起点作成も(場合によっては)全抜きもできる可能性に溢れたポケモンとしてジガルデを、相手のポケモンを受けながら裏のサポートをしたり自分で詰ませにいけるポケモンとしてルギアを採用しました。
ラスト1枠にはダイマックスをして強いポケモンを置きたいと考え、最終日前日まではディアルガを採用していましたが、相手のマーシャドーやイベルタル、襷黒バド等があまりにも重かったため、最終日にイベルタルに変更しました。
(ぶっちゃけ、あまり深い思考を持って構築を組んだわけではなく直感的に組んだので、あまり経緯らしい経緯がなかったりします…。)
【個体紹介】
ザシアン@くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:いじっぱり
実数値(努力値):185(140)-242(236)-136(4)-×-136(4)-184(124)
きょじゅうざん/ワイルドボルト/インファイト/でんこうせっか
S:準速ムゲンダイナ抜き抜き
ちょっと早めのHAザシアン。
こんなに伝説環境が続いていたのにも関わらずまともにこのポケモンを使ったことがなかったため、どういう調整にするのが自分の構築にベストなのかが分からないまま適当に使ってた。
技構成は巨獣石火は確定で、@2はホウオウナットを崩せるようにワイボインファを採用したが、最終日に当たったホウオウナットはみんな偽装の初手ダイマホウオウだったため結果的にほとんどインファイトを使うことはなかった。
ジガルデ(50%)@きあいのタスキ
特性:スワームチェンジ
性格:ようき
実数値(努力値):183-152(252)-141-×-116(4)-161(252)
じしん/スケイルショット/へびにらみ/りゅうのまい
この構築のMVP。
襷枠をどのポケモンにするか悩んでいたところ、バンビーさんの動画で使われてたジガルデが強そうに感じたので採用。
誰も使ってない、なのに強い。強者にこそ分かる『逆張りジガルデの強さ』を見てくれ!
技構成は威力が高い地震に殴りながらSを上げることができるスケイルショット、麻痺を入れて後続のサポートができる蛇睨みに積み技の竜の舞(バンビーさんが使用していた構成そのまんまです。)。
動画でバンビーさんが言ってたようにサウザンアローを地震にすることでHぶっぱザシアンでもA+1地震で68.75%の乱数で倒すことができる。
また、サウザンアローが欲しいと思う場面がほぼなかったのに対して、耐久無振りの黒バドレックスをスケイルショット3回+地震でだいたい落とすことができたりと地震を採用することで得た恩恵は大きかったように思う。
余談だが、最終日に初手ジガルデザシアン対面ができたときはほとんどのザシアンが身代わりから入ってきたりじゃれつくAダウンを引いてきたりと地震採用の本来の目的が果たされることがなかったのだけが残念だった。
ルギア@ゴツゴツメット
特性:マスチスケイル
性格:ずぶとい
実数値(努力値):213(252)×-200(252)-110-174-131(4)
選出誘導枠。
このポケモンとジガルデを構築に入れておくことで、初手に出てくる黒バドレックスやイベルタルはほとんどが挑発や身代わりを採用したルギアに強い型になっており、そこに対してこちらの襷ジガルデのスケイルショットでテンポを取っていく動きがかなり刺さった。
4桁から3桁中盤に上げるまではかなり選出したし活躍もしてくれたが、最終日の上位帯との対戦ではほとんど出さなかったし出した試合は全部負けた気がする。これはルギアが弱いわけでは決してなく、単純に僕自身がルギアを上手く使えないというのが原因なので、もっとポケモン対戦上手くなりたいなと思わせてくれる良いポケモンだった(ほぼ選出してないので他に書くことがないです…。)。
特性:あめふらし
性格:ひかえめ
実数値(努力値):195(156)-×-111(4)-222(252)-161(4)-122(92)
H:余り
C:特化
S:ミラー意識で少し早めに
ダイマエースその1。
ミラー意識で少しSに振ったが、ミラーが勃発した時に全カイオーガに抜かれていたので、耐久はこれ以上落としたくないということも考えるといっそSに振らずに全部耐久に回して使っても良かったかもしれない。
技構成はダイマ時最大火力を出せる潮吹きと雷、冷凍ビームは確定で@1はHPが削れた状態でも火力を出せるように根源の波動とした。
根源の波動は火傷の上振れも狙える熱湯でも良かったような気がするが、そもそもシーズン通して根源の波動自体2,3回程度しか打ってないのでどっちにしてても影響はなかったと思う。
ザシアンと同じくこのポケモンも全く使ってこなかったので最初はどう使えばいいのかよく分からなかった。なんなら多分今もまだ上手く使えてない。
イベルタル@いのちのたま
特性:ダークオーラ
性格:いじっぱり
実数値(努力値):201-201(252)-116(4)-×-118-151(252)
ダイマエースその2。
最終日を迎えるまではこの枠はディアルガで使っていたが、相手のバドレックスやマーシャドーがあまりにも重かったためイベルタルに変更した。
技構成はザシアンや剣舞したネクロズマやランドロスに対して高火力を出せるイカサマ、削れた相手のポケモンを上から縛ることができる不意打ち、140ダイジェットの媒体になるゴッドバード、ダイスチルでザシアンに最低限抗うことができる鋼の翼とした。
急遽採用を決めたため調整等を考える時間がなく、前期のうわっきーさんの構築記事に書かれていたイベルタルを思い出して調整技構成ともにそのままパクることにした。
ダイマ禁止環境でしかこのポケモンを自分で使ったことがなかったため、ダイマ時のこのポケモンの全抜き性能がすさまじいことに剣盾最後の日に気付かされた。破壊の神。
黒バドレックス@こだわりスカーフ
特性:じんばいったい
性格:おくびょう
実数値(努力値):175-×-101(4)-217(252)-120-222(252)
アストラルビット/マッドショット/ドレインキッス/トリック
スイープ要員。
技構成は最大火力のアストラルビット、ダイアースの媒体となって相手の特殊ポケモンのダイマックスをやり過ごすことができたり素で打つことでS操作もできるマッドショット、ルギアの電磁波等を拒否するためのダイフェアリーの媒体となるドレインキッスと相手のコスパダイナやナットレイ等を機能停止にするためのトリック。
最速スカーフにすることでスカーフバドの不毛なミラーに臆することなく突っ込むことができたりダイジェットを2回積んだポケモンに対しても上から動くことができたりするというのが想像以上に使いやすく、耐久に振ったスカーフ黒バドレックスとはまた違った強みがあった。
余談だが、ランクマッチに真剣に取り組んでレート2000だったり最終2桁を達成した時にはいつもこのポケモンがいたので、他の禁止伝説に浮気せずにずっとこのポケモンと戦っていくべきだったと最後に分からされた。ごめんよ黒バドレックス…。
【剣盾の振り返り】
剣盾が発売される前は、僕はポケモンはBWまでしかやったことがなく、その頃は三値というものがあるということを知っていたくらいでガチ対戦の世界は全く知りませんでした。
そんな僕が剣盾を買おうと思ったのは、CMやネットニュース等で剣盾のワイルドエリアを見たときに「バンギラスやハガネールがマップにいるなんてすごい!楽しそう」と思ったのがきっかけでした。ただ、この時も単純にポケモンというゲームを楽しもうと思っていただけでガチ対戦への興味は全くありませんでした。
僕がポケモン対戦を始めるきっかけになったのはもこうさんの対戦動画を見たことでした。その時に、「ポケモン対戦って楽しそうだな」と思い、ランクマッチに参加してみようと思い、パーティを組み始めました。
そして、おそらくほとんどの人が通る道だと思いますが、理由もなく厨ポケの採用を嫌ったマイナーポケモンだらけのパーティで対戦を始めることになりました。しかし、対戦知識もなく使っているポケモンも型も弱いため当然勝てるわけがありません。この頃はずっとマスボ級5桁の民をやっていました。
その後、リアルの都合で鎧環境はポケモン対戦に時間が割けなかったためランクマッチに参戦することはなく、制限ルールで対戦に復帰しました。この頃、きっかけは忘れましたが(多分YouTubeのおすすめに出てきたとかだと思います。)バンビーさんの対戦動画を見る機会があり、そこでガチで勝ちにいくポケモン対戦の面白さを知り、強いポケモンを使わずマイナーで勝ちたいという危険思想から解放されはじめました。そのための情報収集を目的としてちょうどこの頃に今のTwitterアカウントを作成しました。
そうしてガチ対戦に取り組み始めた僕が初めて最終3桁を取ることができたのは冠ルールのS14でした。この時は自分が最終3桁を取ることができるなんて思ったこともなかったのでめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。嬉しすぎて初めて構築記事も書きました。
その後、S16では初めて最終レート2000越えを達成することができました。S14で最終3桁を達成した時に、自分の中で次の目標としてレート2000越えを目標にしていたので思ったより早く達成することができた喜びもありましたが、それ以上に、レート1999から1戦潜ったときの緊張感が凄まじかったことが記憶に鮮明に残っています。多分、この時初めてめちゃくちゃ緊張しながら目の前の1戦に真剣に取り組みました。
ここまで順調に成長できていた僕ですが、それからしばらくは大した結果も残せず鬱々とした月日を過ごし、ポケモン対戦の難しさを痛感すると同時に弱い自分が嫌になってポケモン対戦へのモチベーションが少し低下してきていました。
そんな僕に転機が訪れたのはS23でした。このシーズンは当初は真剣に上位を目指すつもりはあまりなく、最終日1週間前まではそもそもランクマッチにも潜れていませんでした。ただ、ダイマ禁止ルールがこのシーズンで終わりということと最終日付近は比較的ポケモン対戦に時間を割けそうだったので、ダメ元で残飯黒バドレックスを軸に構築を組んで潜ってみたところ非常に使いやすく、最終日に2000位から一気に73位まで上げることができました。この時に初めて最終2桁を達成することができ、S16以降ずっと停滞していた自分のポケモン対戦の練度がようやく少し上がったように思えて嬉しさがこみ上げてきました。多分、僕がポケモン対戦をしてて一番幸福感に満たされた瞬間はこれまでもこれからもこのシーズンの結果が出たときだと思います。
ただ、S23は結果が出せて嬉しい反面、少し後悔が残るシーズンにもなりました。というのも、最終2桁が確実になったところで溶かすのが怖くなりそこで保存するという選択を取ったのですが、最終日2000位から73位までほぼ負けなしで進んでこれていたというのもあり、臆さず潜っていれば(実際にいけたかどうかは別にして)もっと高いところまでいけたんじゃないかという気持ちが残ってしまったからです。この時に、次に同じ状況になれば今度は勇気を出して潜れる自分になろうと思いました。
しかし、そこからしばらくはそんな状況になることがなく、ずっと100位台~300位台をうろついた挙句最終的には溶かして3桁中盤から後半でシーズン終了を迎えるという絶望的な月日を過ごすことになりました。そうこうしてるうちに再びモチベーションが低下してしまい、リアルが多忙気味になりポケモン対戦への時間もあまり割けないということもあってS30を最後にランクマを一旦休止していました。
その後、剣盾最後のランクマッチになるS35が始まったときに、自分がガチ対戦を始めるきっかけになった剣盾最後のシーズンという感慨深さもあってポケモンへの感謝の気持ちを持って久しぶりにランクマッチに参戦することを決めました。結果は、前述したとおり最終84位ということで、自身2度目の最終2桁を飾ることができて自分の今の実力を考えると有終の美を飾れたんじゃないかなと思います。ただ、構築の完成度に自信が持てなかったのもあって、S23で決意した「保存せずに最後まで潜る」という目標を達成することができず、悔しさが残ってしまう結果にもなってしまいました。勇気のない自分がホントに嫌になりますね…。
それから、実はこの後悔が一番大きいのですが、せっかくFFになってくれた人がいっぱいいるのに、僕が、リプを送ることができずいいねを押すのが精いっぱいという重度のコミュ障すぎるが故にFFのみなさんとあまり交流を深められなかったのが剣盾での一番の後悔です。FFの方とポ通しながらランクマとかしてみたかった…。
【SVに向けて】
9世代では、勇気がなく最終2桁で満足して保存という行為に走ってしまった弱い自分をぶっ壊してもっと高みを目指してランクマッチに精進していきます!
それから、振り返りでも述べましたが、ポケモンという同じ趣味を持ったFFのみなさんともっと交流したいのに、僕がコミュ障すぎる故に自分からリプ送ったりとかそういうことが全然できなかったのでそんな自分も変えていけたらいいなと思います。
【最後に】
剣盾は最高のゲームでした!9世代でもランクマ頑張っていきますので引き続きよろしくお願いいたします。
【S23最終73位/2035】バドラキファイヤー陰湿サイクル
みなさんこんにちは、マカロンと申します。S23おつかれさまでした。
今期は目標にしていた最終2桁を達成することができて満足のいく構築も組めたので簡単に紹介したいと思います。
TNマカロン 最終2035 73位
【構築経緯】
禁伝枠は、環境に多いザシアンの上から動けて不利を取らない黒バドレックスが強いと思い採用しました。
また、型については、環境にいる黒バドレックスのほとんどがメガネか襷を持ったアタッカー型だったため、搦め手を使うことで相手の想定外の行動を取ってイージーウィンが狙えるのではと思い、残飯を持たせた耐久振りのやどみが型で採用することにしました。
黒バドレックスを耐久型で採用する都合上、そのままでは対面ザシアンに勝つことができないため、ザシアンを受けつつHPを削っていくポケモンとしてゴツメ原種ファイヤーを採用しました。
さらに、環境に多いザシアンに対しては複数の処理ルートを用意しておくことが安定して勝つために必須だと感じたので、ザシアンの上から動けて対面操作も行える汎用性の高いポケモンとしてスカーフ水ウーラオスを採用しました。
ここまでで、相手のサンダーや黒バドレックス、その他の特殊ポケモンが重く、また、メタモンに対するケアが効いていなかったので汎用性の高い特殊受けポケモンとしてラッキーを採用しました。
ここまでで黒バド受けとして選出されるバルジーナやガラルファイヤー、受けループが重く感じたのでそれらを圧倒的な火力で破壊できる鉢巻ヒヒダルマを採用しました。
最後に、この5体だとすなかきウオノラゴンや襷ガブリアスが無理すぎたので後出しから一応誤魔化せそうなHBナットレイを採用しました。
【構築コンセプト】
やどりぎやステロ等の定数ダメージを駆使して相手のポケモンに削りを入れてバドレックスの一貫を作って勝つ。
【個体紹介】
黒バドレックス
特性:じんばいったい
持物:たべのこし
性格:おくびょう
実数値(努力値):193(140)-×-110(76)-186(4)-125(36)-222(252)
※A個体値0
アストラルビット/わるだくみ/やどりぎのタネ/みがわり
H:16n+1
HD:C4振りポリゴン2のシャドーボールをアナライズ補正込みで確定耐え
C:余り
S:最速
本構築の搦め手枠。
圧倒的な素早さで上からやどりぎのタネを撒いてそのままやどみがの嵌めに繋げていく動きが強かったです。
バドレックスの身代わりへの警戒が薄くなっていたのか、バンギラスやバルジーナのバークアウトの採用率が下がっていたことも追い風になっていたと思います。
やどみがで嵌めつつ、隙を見てわるだくみを積めば後はアストラルビットを連打してるだけで勝てるような試合も多かったです。
また、アストラルビットワンウェポンにすることでメタモンにコピーされた場合にもラッキーを受け出すことで安全に流すことができるのが偉かったです。
ラッキー
特性:しぜんかいふく
持物:しんかのきせき
性格:ずぶとい
実数値(努力値):325-×-62(252)-55-157(252)-71(4)
本構築の汎用特殊受け枠。
有象無象の特殊アタッカーを受けてもらいました。
初めてこのポケモンを使いましたが想像以上に使いやすくて、このポケモンのおかげで色んな特殊型の禁伝を誤魔化していけたので、この環境だと構築に入れ得なポケモンだなと今更ながらに思いました。
技構成については、タマゴうみ、ステルスロック、ちきゅうなげは確定で、@1は黒バドレックスに対して打点を持つためシャドーボールを採用しました。
小さくならない最高のポケモン。
ウーラオス(連撃の型)
特性:ふかしのこぶし
持物:こだわりスカーフ
性格:ようき
実数値(努力値):175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)
すいりゅうれんだ/インファイト/アクアジェット/とんぼがえり
本構築のスカーフ枠。
初手に悪ウーラオスを呼びやすい構築のため、初手に出して有利対面を作り、とんぼがえりで対面操作をして対戦のテンポを取っていく動きが強かったです。
また、初手にザシアンが来た場合にもとんぼがえりを打つことで、相手が居座っている場合にはフォイヤーに、ファイヤー引きを警戒して交代してきた場合にはバドレックスに繋いでやどみがで嵌めていくといったこともできます。
何度も有利対面を作ってくれた最高のポケモン。
ファイヤー(原種)
特性:ほのおのからだ
持物:ゴツゴツメット
性格:ずぶとい
実数値(努力値):195(236)-108-156(252)-145-105-113(20)
マジカルフレイム/とんぼがえり/おにび/はねやすめ
H:できるだけ高く
B:ぶっぱ
S:遅いランドロスの上を取れるくらいまで
本構築のザシアン受け枠。
ザシアンや悪ウーラオスに受け出すことでゴツメの定数ダメを入れつつ火傷のワンチャンを狙っていけるのが強かったです。
また、ザシアンがファイヤーを落とすためにはワイルドボルトを打つ必要があり、ワイルドボルトでファイヤーが落とされた場合は、ゴツメの定数ダメとワイルドボルトの反動ダメで裏のバドレックスのアストラルビットやウーラオスのインファイト圏内に入るため、仮に火傷を引けなくても問題はないです。
他にもエースバーンやミミッキュを焼いてくれたり、チョッキスイクンをマジカルフレイムと羽休めを絡めることで対面から処理できたりとこのポケモン一匹で相手の3匹を半壊させることもありました。
にらみつけない最高の鳥ポケモン。
ヒヒダルマ(ガラルのすがた)
特性:ごりむちゅう
持物:こだわりハチマキ
性格:ようき
実数値(努力値):181(4)-192(252)-75-×-75-161(252)
つららおとし/フレアドライブ/じしん/とんぼがえり
本構築の受け破壊枠。
相手の構築にバルジーナがいる場合や、相手が受け寄りの構築で超火力をぶつけて強引に崩す必要がありそうな場合にのみ初手に選出してました。
相手にバルジーナがいる場合はほとんど初手で出てきたので、そこにヒヒダルマを合わせないとどくどくやはたきおとすで一方的に不利な展開を作られるので、選出率は低かったですが、この構築にはなくてはならない存在でした。
最高の火力お化け。
特性:てつのトゲ
持物:バンジのみ
性格:のんき
実数値(努力値):181(252)-114(4)-201(252)-×-136-36
※S個体値31
本構築の誤魔化し枠。
他5体では砂下のウオノラゴンや襷ガブリアスに簡単に3タテされてしまうので採用しました(実際にすなかきウオノラゴンが選出されることはなかったですが……。)。
持ち物はたべのこしが余っていなかったので適当に1/3回復木の実を持たせました。
技構成についてはガブリアスに対面勝つためにてっぺきとやどりぎのタネは確定で、定数ダメを稼ぐためにステルスロック、てっぺきと相性の良いウェポンとしてボディプレスを採用していましたが、この構成だと構築単位で重いゼルネアスに対して打点がなかったりとやや扱いづらい部分があったので少し検討の余地があるかなと感じました。
最高のポケ…モン…?
【重いポケモン】
・ゼルネアス
まともに殴り合って勝てるポケモンがいません。相手のゼルネアスがジオコンを積んでくるタイミングでバドレックスでゼルネアスにやどりぎを入れて、その後ラッキーに引いてタマゴうみでHP管理しつつ地球投げで削っていくしかありません。
キツいです。魂込めて戦うしかないです。
【最後に】
今期はランクマに時間を割けず、10/25時点でまだスパボ級だったので半ば諦めてましたが最終日が日曜日だったこともあって満足のいく結果が残せました。
ダイマなしの伝説環境が思いのほか楽しかったので名残惜しいですが、来期からの竜王環境も頑張っていきたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
質問等があればTwitter:@Macaroon_pokeまでお願いします。
【S22最終1937/488位】カバナットイベルサイクル構築
S22お疲れ様でした。マカロンです。
今シーズンはなかなか構築が決まらず、最終日も少しずつ構築を変えながら潜っていたので、最終的に使っていた構築を簡単に紹介したいと思います。
TNマカロン 最高198X最終1937 488位
TNタイガ 最高最終1911 662位
【構築経緯】
禁止伝説枠は、高火力と耐久に加えて回復技もあることで体力管理がしやすくサイクルを回すのに適していると感じたのでイベルタルを採用。
次に、イベルタルが圧倒的に不利をとる禁止伝説であるザシアンとゼルネアスに対して対面からある程度打ち合えるように、それぞれ、HBカバルドンとHDベースのヤドキング(ガラル)を採用。
ここまでで、ウオノラゴンやマンムーが重いこと、ザシアンとゼルネアスへの対策がまだ薄いことから、それらを解消するためにHBナットレイを採用。
この4体だと相手のサンダーを安定して見られるのがヤドキングだけになってしまうことや、火力を出せるポケモンがイベルタルに限られていることで選出の幅が狭まってしまうため、CS霊獣ボルトロスを採用。
最後に、高速アタッカーがいないことで相手のヒヒダルマやスカーフ持ちポケモンが重いと感じたのでスカーフ枠として連撃ウーラオスを採用。
これで一旦構築が完成した……のですが、ウーラオスだと相手の裏にいるサンダーの静電気におびえて強気な選択ができず、安定した立ち回りができなかったので最終日の深夜に急遽ウルガモスに変更しました。
ウーラオスからウルガモスに変えたことでヒードランが重くなってしまいましたが、立ち回りで誤魔化していくことにしました。
【構築コンセプト】
サイクルを回して削りを入れながら通したいポケモンの一貫を作っていく。
【個体紹介】
特性:ダークオーラ
持物:メトロノーム
性格:おくびょう
実数値(努力値):201-136(4)-115-183(252)-118-166(252)
禁伝エースポケモン。
持ち物は当初はくろいメガネを採用して使っていたのですが、前期の色んな方の構築記事を読み漁ってみて、メトロノームがとても強そうに感じたので、メトロノームを持たせることにしました。
実際とても強く、ポリゴン2はもちろん、運が上振れた際にはラッキーさえもあくのはどう連打で突破することができました。
ザシアン、ゼルネアス以外には強く投げていけるポケモン。
特性:すなおこし
持物:ゴツゴツメット
性格:わんぱく
実数値(努力値):215(252)-132-187(252)-×-93(4)-57
じしん/あくび/ステルスロック/なまける
ザシアン誤魔化しポケモン。
特に言うことのない、よくいるHBカバルドンです。
ゴツメとなまけるの相性が良かったです。
余談ですが、このカバルドンは野生で捕まえた個体で、せっかくの色違いなので構築に入れたいなと思って確認したら、S個体値がたまたまこのラインだったのですごく嬉しかったです。
特性:てつのとげ
持物:たべのこし
性格:のんき
実数値(努力値):181(252)-115(4)-201(252)-×-136-29
※S個体値16
ジャイロボール/ボディプレス/てっぺき/やどりぎのタネ
本構築のMVPポケモン。
てっぺきを積んで要塞化することで何度も相手から降参を貰えました。
ジャイロボールはほとんど打たなかったので代わりにはたきおとす等を入れてもいいかもしれません。ただ、ゼルネアスやカプレヒレと対面した時の打点を持っておきたかったので、最後まで外すことはできませんでした。
ミラー対策でSの個体値が少し高い個体で使っていましたが、実際にその対面が起きることはありませんでした。
特性:ちくでん
持物:こだわりメガネ
性格:おくびょう
実数値(努力値):155(4)-×-90-197(252)-100-168(252)
第2のエースポケモン。
サイクル下で相手の地面枠のポケモンを倒すかある程度削るかすれば、後はほうでんやあくのはどうを打ってるだけで勝てるといった対戦もそこそこありました。
麻痺の追加効果を引ければ色々便利かなと思ってほうでんにしましたが、実際には1発ないし2発で相手のポケモンを落としてしまうことがほとんどで、麻痺を引くこともなければ麻痺を引きたいと思うこともほとんどなかったので、10まんボルトでも良かったと思います。
くさむすびが欲しいこともありましたが、外す技がなかったので採用は見送りました。
特性:ほのおのからだ
持物:こだわりスカーフ
性格:おくびょう
実数値(努力値):161(4)-×-85-187(252)-125-167(252)
高速アタッカーポケモン。
最終日の深夜、連敗が続いていた時にふと思いつきで入れてみたポケモンでしたが、想像以上に活躍してくれました。
初手に出してオーバーヒートで相手のポケモンに雑に削りを入れたり、相手全体に削りを入れた後、裏から出して上からほのおのまい等を打ってるだけで勝てたりと色んな使い方ができて強かったです。
特性がほのおのからだになっているのは、前述のとおり、急遽ボックスにいた個体を育成して用意したためで、個人的にはむしのしらせの方が良いかなと思ってます。
ヤドキング(ガラルのすがた)
特性:さいせいりょく
持物:とつげきチョッキ
性格:おだやか
実数値(努力値):201(244)-×-100-144(110)-165(156)-50
調整
HD:C特化ゼルネアスの+2ムーンフォースをほぼ確定で3耐え
C:余り
特殊受けポケモン。
ムゲンダイナやゼルネアス、その他有象無象の特殊禁伝枠とそこそこ打ち合っていける最高のポケモン。
このポケモンとナットレイやカバルドンを同時選出することでサイクルがかなり回しやすくなりました。
サイコキネシスの枠についてはサイコショックと選択ですが、ムゲンダイナへのダメージを優先してサイコキネシスで採用しました。
安定して受けだせるように持ち物は突撃チョッキを採用しましたが、構築単位でゴチルゼルが重くなりがちだったので、ゴチルゼルに対して抗えるようにくろいヘドロを持たせてめいそうとなまけるを採用するのも一考の余地があるかなと思いました。
【基本選出】
特に決まった選出はありません。相手の6体を満遍なくケアできそうな3体を選出します。イベルタルを出さない対戦も結構ありました。
ただ、ラッキー入りの受け構築と当たったときはほとんど突破不可能なので、その場合はカバルドン+ヤドキング+@1で選出して、カバでステロを撒きつつなまけるやさいせいりょくを駆使してHP満タンを保ち続け、最後にカバルドンの砂で相手を削ってTOD勝利といったことをしていました。ぶっちゃけ、これ以外に安定して勝つ方法がありません。
【重いポケモン】
ナットレイやヤドキングが何度もキャッチされて嫌いになりました。
【おわりに】
今シーズンは自己最高順位更新を更新を目指してシーズン序盤からそれなりに対戦してきたのですが、残念ながら満足いく結果にはなりませんでした。
悔しいので、S23も頑張ろうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
質問があればTwitter:@Macaroon_pokeまで
【剣盾シングルS19最終1902/346位・1896/371位】壁ドラパ+弱保ジバコ構築
皆さんS19お疲れ様でした。マカロンです。
今期の結果は目標としていた最終2桁には遠く及ばなかったのですが、自分の備忘録的に久しぶりに簡単に記事を書こうと思います。
TNマカロン最高1928最終1896
TNタイガ最高最終1902
【構築経緯】
1 Frontierであーもんどさんが使っていた壁ドラパ構築が強そうだと感じたため参考にさせてもらい、ドラパルト、ジバコイル、ガラルファイヤーを採用。
2 氷打点が欲しかったことと、相手視点、ドラパルトがアタッカーに見えやすくなる(型の誤認を誘える)と思い、アローラキュウコンを採用。
3 上記4体では相手のカバルドン・ラグラージでのあくびステロ展開や初手に出てくるドラパルトやマンムーに対して弱いと感じたため、カプ・レヒレを採用。
4 ドラパで壁を貼って裏の積みアタッカーで暴れた後の最後の詰めとして使いやすいと思い、ミミッキュを採用。
5 上記6体でしばらく回してみたところ、相手のヒードランやカバウツロ展開がものすごく重いことに気付いたため、アローラキュウコン→マンムーに、ミミッキュ→霊獣ランドロスに変更し、構築が完成した。
※ ガラルファイヤー、カプ・レヒレ、マンムーのSラインを揃えることで自分視点での相手とのS関係をわかりやすくした。
【個体紹介】
ドラパルト
特性:のろわれボディ
持物:ひかりのねんど
性格:おくびょう
実数値(努力値):195(252)-×-100(36)-×-102(52)-201(164)
おにび/のろい/ひかりのかべ/リフレクター
調整はFrontierのあーもんどさんのものをそのまま使わせてもらいました。
基本初手に出して両壁を貼った後、状況に応じてのろいで自主退場するか裏に引いてクッションとして残しておくかを選択してました。
初手ドラパサンダー対面やドラパエースバーン対面等で相手の初手ダイマックスを誘発することもできたりとめちゃくちゃ活躍したポケモンだった。
選出率1位
特性:ミストメイカー
持物:たべのこし
性格:ずぶとい
実数値(努力値):177(252)-×-150(12)-116(4)-152(12)-134(228)
ドレインキッス/ちょうはつ/てっぺき/めいそう
H:16n+1
S:準速80族抜き抜き
B<D
本構築のMVP。
かなり欲張った技構成のレヒレ。
互いにダイマックスが尽きた後の詰めとして非常に強かった。また、相手が全体的に遅めな構築の場合には、上から挑発を入れて相手の積み技やかいでんぱを防ぎつつ、鉄壁・瞑想を積んで要塞化することでこのポケモン1匹で完封することもあった。
Sが遅いミミッキュやHB(orHD)サンダーが多かったため、環境に刺さっていたように感じた。
Sについては、たまに相手のレヒレに抜かれていることがあったので準速にしても良かったかもしれない。
水技が欲しい場面も多々あったが、切れる技が1つもなかった。
選出率2位
霊獣ランドロス
特性:いかく
持物:ラムのみ
性格:しんちょう
実数値(努力値):191(212)-166(4)-115(36)-×-143(236)-114(20)
H:16n-1
S:+1で最速ウツロイド抜き
積みエースその3。
環境によくいたHDベースのランドロス。無難に強かった。
持ち物はオボンのみと悩んだが、構築がカバルドンやラグラージのあくび展開に弱めなことからラムのみを採用。ねっとうでの火傷やサンダーの暴風混乱に対するケアとしても有用だった。一方で、オボンのみなら耐えたのに…、という場面も少なくなかったのでどちらが良いのかはわからない。
最終日前々日くらいまでは岩雪崩の枠を岩石封じで使っていたが、ダイロックの威力が低すぎてA+2状態でも無振りダイマサンダーを1発で落とせないことや、相手のSを下げるよりも3割の怯みを狙いたい場面の方が多かったため、途中から岩雪崩に変更した。実際、岩雪崩のおかげで拾えた試合が多かった。
選出率4位
特性:どんかん
持物:とつげきチョッキ
性格:ようき
実数値(努力値):191(44)-182(252)-102(12)-×-84(28)-134(172)
H:16n-1
A:ぶっぱ
B:余り適当に
D:〃
S:準速80族抜き抜き
最終日に急遽採用した補完枠。
準速カイリューの上を取れるように性格はいじっぱりではなくようきで採用。
壁構築の性質上、襷が活きる場面があまりないように感じたため、持ち物はとつげきチョッキを採用した。
ばかぢからを採用することでポリゴン2にもある程度強く出られるようになった。
選出率6位
特性:アナライズ
持物:じゃくてんほけん
性格:ずぶとい
実数値(努力値):175(236)-×-178(212)-156(44)-111(4)-82(12)
10まんボルト/ラスターカノン/ボディプレス/てっぺき
H:16n-1
C:+2アナライズダイサンダーでD4振りダイマエースバーンを高乱数1発(15/16)
S:S4振りポリゴン2の上を取れるように
積みエースその2。
壁+てっぺき1積み時の物理耐久がとんでもないポケモン。
有利対面で鉄壁を積んで、裏から出てきた相手のランドロスの地震やエースバーンのキョダイカキュウを余裕を持って受けながらC2段階上昇して全抜きしていくのがとても強かった。
また、鉄壁を積んだ後のボディプレスが非常に強く、熱風を切ってかいでんぱや身代わりを採用したサンダーに対しては相手の想定外のところからの崩しをすることができた。
相手の構築が物理に寄っている時やカバルドン、ラグラージがいない構築に対してはほぼ毎回選出していた。
選出率3位
ガラルファイヤー
特性:ぎゃくじょう
持物:くろいメガネ⇄カゴのみ
性格:ひかえめ
実数値(努力値):175(76)-×-110(0)-166(244)-145(0)-134(188)
もえあがるいかり/ぼうふう/ちょうはつ/わるだくみ
H:16n-1
C:余り
S:準速80族抜き抜き
積みエースその1。
わるだくみを積んだ後の破壊力は禁伝環境のイベルタルを彷彿とさせるものがあった。
主に受け寄りの構築に対して出していた。特に、ピクシーが採用されていない受け構築についてはこのポケモン1匹で突破することも珍しくなかった。
ただし、受け構築以外に対しては基本ダイマックスを使わないとあまり強くなく、ファイヤーを選出した時に他のポケモンでダイマックスを切ってしまった結果、裏のファイヤーが腐ってしまった、ということも少なくなかった。
持ち物については、ラグに対して挑発押すかクイタン読みで悪だくみ押すかの読み合いになるのを嫌って途中までカゴのみで採用していたが、あまり活きる場面がなかったため、最終日にくろいメガネに変更した。
選出率5位
【重いポケモン、並び】
・ドラパルト
・ウーラオス
・マンムー
⇒この辺りのポケモンが相手の構築にいる時はカプ・レヒレの選出を半ば強制されてしまう。
・オーロンゲ
⇒めちゃくちゃ重い。
⇒ウツロイドにはジバコイルを出したいが、カバがいることでジバコイルが選出しづらい…。
⇒レヒレに水技欲しい…。
etc…
【最後に】
前2シーズンは全く結果を残せず絶望していたので、久しぶりに最終3桁前半に入れてホッとしました…。が、目標は最終2桁だったので、目標達成できなかったことは残念で悔しい気持ちです。
明け方以降、明らかにプレミが多くなっていたので、もっと1戦1戦集中してやらなきゃなと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Twitter:@MacaTaitai
【剣盾S16シングル】黒バド軸サイクル構築~バドポリファイヤー~【最終119位(レート2016)】
S16おつかれさまでした。マカロンと申します。
目標にしていた初のレート2000超えを達成できたので今期も構築記事を書くことにしました。
【構築経緯】
シーズン序盤はブラックキュレムやディアルガに可能性を感じて色々試していたが中々結果が出せず、結局、前期に使用していた黒バドレックスの使用感が一番良かったため、前期の構築に少し修正を加えながら今期も引き続き黒バド軸で行くことにした。
【構築コンセプト】
ファイヤーとポリゴン2でサイクルを回しながら相手のサイクルを疲弊させて裏のエースの一貫を作る。
【個体紹介】
黒バドレックス
特性:じんばいったい
持物:いのちのたま
性格:おくびょう
実数値(努力値):175-×-101(4)-217(252)-120-222(252)
アストラルビット サイコショック⇄サイコキネシス ギガドレイン みがわり
珠を持った普通のCS黒バドレックス。
技構成については、前期に引き続き、専用技のアストラルビット、ダイソウゲンの媒体になり体力管理もできるギガドレイン、相手のダイマックスを枯らしたりダイウォールの媒体としても使えるみがわりまでは確定。エスパー技は、最終日以前まではサイコショックを採用していだが、最終日にサイコキネシスに変更した。
変更理由としては、耐久ムゲンダイナに対して確1を取りたかったこと、サイコショックを採用してもラッキーやポリゴン2を落とせないことからサイコキネシスに変更した。
変更してからムゲンダイナと当たることがなかったため、活きることはなかったが、この技変更は正解だったと思う。
選出率3位
特性:すなおこし
持物:オボンのみ
性格:わんぱく
実数値(努力値):215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67
じしん ステルスロック あくび ふきとばし
普通のHBカバルドン。
シーズン通しておそらく10回も選出しなかったため、この枠は他のポケモンでも良かったかもしれない。
もっとも、選出した時には最低限の仕事はしてくれた。
選出率6位。
一撃ウーラオス
特性:ふかしのこぶし
持物:こだわりハチマキ
性格:ようき
実数値(努力値):176(4)-182(252)-120-×-80-163(252)
あんこくきょうだ インファイト ふいうち れいとうパンチ
前期はタスキで使用していたが、環境に増えたHBゴツメサンダーの後出しを許さず、裏に負荷をかけやすい鉢巻の方がサイクルを回す上で相性が良いと考え、鉢巻を採用。
れいとうパンチの枠についてはランドロスやカイリューを意識してダイアイスの媒体として採用したが、ほとんど打つことがなかったため、一考の余地あり。
選出率5位
ファイヤー
特性:ほのおのからだ
持物:ゴツゴツメット
性格:ずぶとい
実数値(努力値):197(252)-108-156(252)-145-105-111(4)
マジカルフレイム とんぼがえり おにび はねやすめ
本構築のMVP。
技構成は裏から出てくる特殊ポケモンにCダウンを押し付けられるマジカルフレイム、対面操作ができるとんぼがえり、ウーラオス等の黒バドレックスが苦手な物理ポケモンの火力を削ぐおにび、回復技として優秀なはねやすめを採用した。
マジカルフレイムについては、とんぼがえりでの対面操作を優先することが多く、Cダウンを狙って積極的に打ちに行くことがほとんどなかったため、HDナットレイを中乱数で落とせるかえんほうしゃ等に変更してもいいかもしれない(もっとも、この構築を使っていてナットレイを投げられることが滅多にないため、ナットレイを意識する必要は薄いかもしれない。)。
物理受けのポケモンとして環境に多かったサンダーではなくファイヤーを採用した理由は以下の通り。
①サンダーよりもB種族値が5高く、意地ウーラオスのあんこくきょうだも有利な乱数(71.88%)で2耐えできる。
②ザシアンのじゃれつくを半減で受けることができ、環境にワイルドボルト持ちのザシアンが少ないため、ザシアンに対してサンダーより安定して受け出すことができる。
③黒バドレックスがそもそも環境トップのSを持っているため、麻痺の恩恵が薄く、それよりも相手に火傷を入れる方がより対戦を有利に進められるようになると感じたため。
具体的には、一撃ウーラオスを火傷させることで黒バドレックスがDM時、一撃ウーラオスのあんこくきょうだやふいうちを確定で耐えることができるようになり、ふいうち択の読み合いに持ち込んだり相手のスカーフをケアしたりせずともDMすることで確実に相手のウーラオスに勝つことができるようになる。
(参考)
火傷状態の意地ウーラオスのあんこくきょうだ→DM黒バドレックスに77.7~92.5%
火傷状態の意地ウーラオスのふいうち→DM黒バドレックスに45.1~53.7%
環境にザシアンが多かったことや、黒バドレックスが相手のウーラオスの選出を強制するため、ほぼ毎試合投げたし、投げた試合のほとんどで十分に活躍してくれた。
選出率2位
特性:ちからもち
持物:とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
実数値(努力値):193(140)-112(252)-115(116)-×-100-70
前期に使っていたマリルリの使用感が良かったため調整等は変更せずにそのまま続投。
黒バドレックスが不利をとるイベルタルやチョッキカイオーガ等に対して投げていた。
選出率4位
ポリゴン2
特性:アナライズ
持物:しんかのきせき
性格:なまいき
実数値(努力値):191(244)-×-112(12)-125-161(252)-58
※S個体値0
れいとうビーム ほうでん アイアンテール⇄かいでんぱ じこさいせい
臆病珠サンダーのダイマックスに対して、後投げからじこさいせい連打でダイマックスターンを枯らせることができるのが強かった。
技構成について、最終日以前まではアイアンテールを採用していたが、打ちたい場面がほとんどなかったため、シーズン終盤にそこそこ見かけたガラルファイヤーやロトムのわるだくみ、ゼルネアスのジオコントロールに対抗するためのかいでんぱに変更した。
結果として、相手の黒バドレックスやその他の高火力特殊アタッカーに対する受け性能が格段に上がったため、この技変更は正解だったと思う。
サンダーが入っていない構築がほとんどなかったため、ほぼ全試合投げていた。
選出率1位
【選出例】
①基本選出:初手黒バド+ファイヤー+ポリゴン2
半分以上の試合でこの選出をしていた。相手の初手がウーラオスやザシアンならファイヤーに即引き、サンダーならポリゴン2に即引き、その他についてはアストラルビット等で突っ張るか身代わりで様子を見るか裏に引くかを状況に応じて判断していた。
②対カイオーガ:初手ウーラオス+マリルリ+ポリゴン2(orファイヤー)
初手にカイオーガが来ることが多く、そこにウーラオスを合わせることで相手のカイオーガがどんな型であっても引かせることができ、相手の裏のポケモンに鉢巻の高火力を押し付けたり、相手のサンダー引きにポリゴン2を合わせることができるため、初手はウーラオスから入るようにしていた。
【重いポケモン】
ゼルネアス:壁ゼルネ構築に対する明確な回答がない。当たらないことで対策とした。
ブラックキュレム:竜舞積まれた時点で世界崩壊する。
ゼクロム:カバ以外全員キツい。ブラックキュレム同様、竜舞積まれたらほぼ負け。
【最後に】
今期は初めて最終レート2000超えを達成することができて本当に嬉しかったです。
ただ、初めて2000超えをしたことでレートを溶かすことへの恐怖心や保存欲が強くなってしまい、あと2時間潜れる状態でありながら、更に上を目指すことなくここでやめてしまったことを今更ながら後悔しています。どうせなら、結果がどうであれ最終2桁を目指した方が良かったなと反省しています。
次に上位を目指す時には最後まで潜り続けられる強い精神力を持って最終日に挑みたいと思います。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
Twitter:@Macaroon_poke
【S15最終517位/1927】バドポリガアサイクル【剣盾シングル】
S15お疲れ様です。マカロンです。
目標としていた最終レート2000には届きませんでしたが、前期に引き続き2回目の最終3桁順位を取ることができ、構築自体は自信のある仕上がりになったので構築記事を書こうと思います。
【構築コンセプト】
クッション2体で相手のサイクルを疲弊させて黒馬バドレックスの一貫を作り、黒馬バドレックスで3タテを目指す。
【個体紹介】
黒馬バドレックス
特性:じんばいったい
持ち物:いのちのたま
性格:おくびょう
実数値(努力値):175-×-101(4)-217(252)-120-222(252↑)
技構成:アストラルビット サイコショック ギガドレイン みがわり
エース枠その1。
高いCと環境トップのの上を取れるSから、ほぼ全てのポケモンに対して上から圧をかけていける最強のポケモン。
技構成は、通りの良いゴースト技かつ高火力の専用技アストラルビット、やHDかいでんぱ等の特殊受けに対して負荷をかけられるサイコショック、に対してある程度抗える草技のギガドレイン、上から行動することで、相手の行動を確認できるみがわりを採用。
特にみがわりは、等との対面で相手のダイマックスの確認ができたり、一撃等のふいうちを透かすことができたりとかなり優秀な技だった。
余談だが、途中まで間違えてH4振りで使用して恥を晒していた。
アーマーガア
特性:ミラーアーマー
持ち物:ゴツゴツメット
性格:わんぱく
実数値(努力値):205(252)-107-172(252↑)-×-105-87
技構成:アイアンヘッド ボディプレス てっぺき はねやすめ
クッション枠その1。
黒馬に対してほぼ絶対に選出される一撃や、に対して後投げできるポケモンとして採用。
持ち物は襷ケアで一撃のHPを削ったり、耐久振りを黒馬のアストラルビット圏内に入れることが出来るゴツゴツメットを採用。
技構成については、の皮を剥がすためのアイアンヘッド、てっぺきとのシナジーが強いボディプレス、相手の物理ポケモンを止めるためのてっぺき、回復技のはめやすめを採用。
黒馬を選出する際には、ほぼ100%選出していた。
特性:すなおこし
持ち物:オボンのみ
性格:わんぱく
実数値(努力値):215(252)-132-187(252↑)-×-93(4)-67
技構成:じしん ステルスロック あくび ふきとばし
クッション枠その2。ごくごく普通のHBカバルドン。
相手の構築にや等ので見ることが難しい物理ポケモンがいる時に選出していた。
ウーラオス
特性:ふかしのこぶし
持ち物:きあいのタスキ
性格:ようき
実数値(努力値):176(4)-182(252)-120-×-80-163(252↑)
技構成:あんこくきょうだ インファイト ふいうち カウンター
先発or詰め要員。
持ち物は行動保証を持たせることでどんな相手に対しても最低限の仕事をすることができるきあいのタスキを採用。
H4振りで偶数にしているのは、カウンターのダメージを少しでも伸ばすため。
構築に入れておくことで相手の の選出を渋らせることができた。
特性:アナライズ
持ち物:しんかのきせき
性格:なまいき
実数値(努力値):191(244)-100-112(12)-125-161(252↑)-58
※アナライズを活かすためS個体値は0
技構成:れいとうビーム ほうでん アイアンテール じこさいせい
クッション枠その3。
黒馬やアタッカー型の、等に受け出すことができるクッションとして採用。その他、眼鏡以外のに対してもほうでん麻痺を狙いながら誤魔化すことができるためかなり強かった。
攻撃技については環境に通りが良かった氷技のれいとうビーム、相手の引き先に確率麻痺で負荷をかけていけるほうでん、にある程度抗えるアイアンテールを採用。
アイアンテールの枠については、相手の黒馬に強く出られるイカサマと悩んだが、対構築で相手のが残った状態でこちらのが落ちてしまった場合にほぼ負けが確定してしまうことを嫌ってアイアンテールを選択した。
特性:ちからもち
持ち物:とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
実数値(努力値):193(140)-112(252↑)-115(116)-×100-70
技構成:アクアジェット じゃれつく アクアブレイク ばかぢから
エース枠その2。
相手の伝説枠が黒馬で見ることが難しいや、等であったり、全体的に黒馬の通りが悪そうな時に代わりにエースとなれるポケモンとして採用。
シーズン8の時に使用していた個体をそのまま流用したため、調整意図については不明。もっとも、物理特化珠に対して互いにダイマックスを切った時に対面打ち勝つことができる等、B方面に努力値を振っていることが活きる場面がそこそこあったため、(もっと良い調整があるのかもしれないが)このままでも問題ないと感じた。
【基本選出】
対:一撃++
対:黒馬+or@1
対黒馬:黒馬++oror一撃
対白馬:黒馬+@1
対:+@1
対:@2
対:黒馬+@1
【感想】
初の最終3桁&レート1900越えを前期に達成したため、今期はレート2000越えを目指していましたが、自分のプレイングが弱すぎて目標は達成できませんでした。
ただ、最終日の昼時点で2300位にいて絶望していましたが、構築にアーマーガアを入れてから格段に動かしやすくなり、シーズン終了まで10時間近くぶっ続けで潜り続けて何とかこの順位まで上げることができたので満足です。
来期はあまりポケモンをする時間が取れなさそうですが、また最終レート2000越えを目指して頑張りたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
Twitter:@MacaTaitai
【S14最終589位/1917】壁展開~物理カグヤに特殊ラグを添えて~【剣盾シングル】
はじめまして。マカロンと申します。
ポケモン対戦を始めてちょうど1年、初めて最終3桁&R1900を達成したので記念に構築記事を書いてみます。
あまり参考にならない記事かもしれませんが、珍しい型のポケモンを採用したつもりなので最後まで読んで頂けますと幸いです。
【個体紹介】
特性:ゆきふらし
性格:おくびょう
持ち物:ひかりのねんど
実数値(努力値):149(4)-×-95-133(252)-120-177(252↑)
壁貼り要員。
持ち物は壁をできるだけ長く残すためにひかりのねんどを採用。
後述のテッカグヤで3タテする展開を作るために必須のポケモン。
環境に氷技の通りがよかったこともあり、壁貼りだけでなくこのポケモン1匹で相手のパーティを半壊させることもあった。
霊獣ボルトロス
特性:ちくでん
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりスカーフ
実数値(努力値):155(4)-×-90-216(252↑)-100-153(252)
構築で重いや対策のポケモン。
持ち物はやスカーフの上を取れるようにこだわりスカーフを採用。
自身がダイマックスする可能性も考えて、ダイアタックの媒体になるはかいこうせんを採用したが、ほとんど使わなかった。
一撃ウーラオス
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
持ち物:気合いの襷
実数値(努力値):176(4)-200(252↑)-120-×-80-149(252)
あんこくきょうだ インファイト ふいうち ちょうはつ
持ち物は行動保証が持てるきあいのタスキを採用。
ちょうはつは等の受けポケモンへの対策に採用したがあまり使わなかった。フェアリーに対して最低限抗えるどくづきでも良かったかもしれない。
特性:げきりゅう
性格:ひかえめ
持ち物:いのちのたま
実数値(努力値):207(252)-×-110-150(252↑)-110-81(4)
本構築のエースその1。
持ち物は足りない火力を補うためにいのちのたまを採用。
環境に起点作成型のが多かったため、初手ダイマすることで相手の意表を突いてそのまま対戦を有利に進めることができるのではと思い採用。
物理ではなく種族値の低い特殊で採用した理由は、以下のとおり。
・ダイマックス時、ダイストリームで相手のカバルドンに確1を取れること。
・HBナットレイに対してダイアースで確定2発を取れること。
・その他エースバーン等の主な仮想敵に対して、物理でも特殊でも確定数が変わらないこと。
技構成については、等のフェアリータイプに対して抜群を突きながらCを上げるためヘドロウェーブを採用したが実際にはほとんど打たなかったため、ダイウォールの媒体になり、自身のダイマックス終了後に相手のダイマックスターンを稼ぐことができる「まもる」でも良かったかもしれない。
また、ハイドロポンプの枠についても、基本的には初手ダイマを想定しているため、素でハイドロポンプを打つ機会がほとんどなく(命中不安心臓に悪い…。)、それなら、ダイマックス時により火力が出せるハイドロカノンでも良かったかもしれない。
特性:ビーストブースト
性格:いじっぱり
持ち物:じゃくてんほけん
実数値(努力値):181(68)-168(252↑)-126(20)-×-122(4)-102(164)
A:最大。
HB:ダイマックス時、陽気珠のキョダイカキュウ87.5%耐え。
S:+1で準速抜き。
本構築のエースその2。
持ち物は壁+自身の高耐久と相性が良く、火力不足を補えるじゃくてんほけんを採用。
前期、特殊アタッカー型のがかなり流行っていたことから、相手の意表を突いた攻めができると思い物理アタッカーとして採用。実際、特殊前提での立ち回りをされる事が多く、多くのイージーウィンを拾うことができた。
努力値については、に最低限抗うために調整したが、シーズン後半はがキョダイカキュウから入ってくることがほとんどなかったため、+1で最速を抜けるASぶっぱでも良かったかもしれない。
ただ、相手の攻撃をミリ耐えして巻き返す展開もままあったため、どちらが良かったかは不明。
【強かった点】
・ダイマックス時、環境に多かったHDに打ち勝てる点。
・特殊受けで出てくるやガラルに有利を取れる点。特に、前期最終1位の方の構築を使っている方に対しては型の誤認から多くのイージーウィンを拾う事が出来た。
【弱かった点】
・相手のに有効打がない点。
・ダイマックス終了後、相手のダイマックスポケモンに対して鋼技が打てない点。
【立ち回りで気をつける点】
・非ダイマックス状態で技を見せたり、ダイマックス時に不用意にダイナックルを打ってしまうと物理がバレてしまうので、ビーストブースト発動までは極力物理がバレないように技選択をしていた。
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり
持ち物:アッキのみ
実数値(努力値):143(100)-154(236↑)-116(124)-×-126(4)-122(44)
H:8n-1
A:11n
B:余り
S:ミラー意識で適当に
持ち物は物理ポケモンに強く出るためにアッキのみを採用。
や鋼技を切ってる等に対して強く出られる点が強いと感じたのでドレインパンチを採用。
ゴーストダイブが欲しい場面も多々あったが、ドレインパンチで拾った試合も多かったため、技構成はこれで良かったと思う。
【基本選出】
①++or
②++
4〜5割くらいは上記2パターンのどちらかの選出をした。
もっとも、相手の構築にや、等がいる場合には霊獣を採用するなど、選出はその時々で柔軟に変えていった。
【立ち回り】
①…で壁を貼った後、死に出しからのダイマックスで荒らし、最後にorで詰める。
②…初手ダイマで荒らした後、裏の、で詰める。
【重いポケモン】
、、初手ダイマしてくるetc…
【最後に】
ポケモン対戦を始めて今シーズンでちょうど1年、目標にしていた最終3桁&レート1900を達成することができて本当に嬉しいです。
来シーズンからはレート2000越えを目指して頑張っていきたいです。
拙い構築記事で恐縮ですが、最後まで読んで下さりありがとうございました。
Twitter→@MacaTaitai